他システムからの移行

他のパソコンPOSレジ/販売管理システム等から商品スタッフIIに移行する場合のデータ移行方法です。

移行可能なデータの種類

本システムでは現在のところExcel/CSV形式での以下のデータの移行をサポートしています。

売上データ等の移行はサポートしていません。 また、移行をサポートする上記のデータについても、完全に移行できるわけではありません。 各システムにはそれぞれの考え方があり、 商品スタッフIIでは想定していないような特殊なデータを持つシステムも有りえます。

他システムのデータの取得

移行元のシステムに上記のデータをExcel/CSV形式でエクスポートする機能が備わっていれば簡単です。 単にそれらのデータを取得し、商品スタッフIIのインポート機能を使用して移行を行います。

もし移行元のシステムにエクスポート機能が存在しない場合、あるいは存在しても不十分な場合は 次のような方法が考えられます。

最近のデータベースを使用しているシステムのデータ取得は比較的楽に行えると考えられます。 データベースシステムの種類は多数あり、例えば以下になります。

これに対し、一般的には使用されていない独自のデータベース構造をもつものからのデータ取得は 困難が予想されます。 また、一般に用いられているデータベースシステムでも、 例えばBtrieveではその開発者以外がデータ取得をするのは困難です。 このように、システムによりデータ取得の容易性はまちまちで、いちがいには言えません。

各データのインポートと処理

商品データ

商品インポート画面 にて商品の登録を行います。 このとき、特に移行時の注意をよくお読みください。

商品インポート画面は移行時だけに活躍するものではありません。 商品の追加登録や登録済み商品の売価変更等を一括して行う機能がありますので、 日常的にお使いいただける便利な画面です。

顧客データ

個人インポートあるいは グループインポートを使用して顧客データを 移行します。

在庫数の登録

商品の在庫数を合わせます。デポ在庫修正 の「インポート」機能を使用することで、Excel/CSVファイルに記述された在庫数を取り込むことができます。

在庫金額の強制

在庫金額強制を行い、 各商品の在庫金額を「原価×在庫数量」にあわせます。

※本システムでは在庫金額の計算方法として「移動平均法」を採用しているため、 商品の仕入価格と在庫数を設定しても在庫金額は0のままです。ご注意ください。